おもちつき大会
2024-12-13
おもちつきって なんでするの?
稲を育ててお米を食べる習慣があった日本。
稲やお米は生命力が強くなる神様がいると考えられ、縁起がいいものとして昔からおもちつきをして食べられていました。
また、健康や豊作の願いを込めておもちを飾るという習慣もありました。
保育園でも昔ながらの伝統行事を大切にしたいと思い、おもちつきをしました。
臼の中にもち米を入れると、「あれっ?お米みたい。どうやって、おもちになるの?」と不思議そうに中を見る子どもたちでした。
おもちをつくために、もち米を臼に入れて杵でつぶしている様子です。
これをすることでなめらかなおもちに仕上がります。
保育士がおもちをついています。
「よいしょ よいしょ」と保育士と一緒に声を出して応援していましたよ。
乳児クラスは炊き立てのもち米を一口ずつ味見をしました。
「おいしい!」「あまい!」と子どもたち。
なのはな組は焚火をしました。
「十二月の歌」の歌詞「♪もえろ もえろ あかるくもえろ」と火に向かって歌っていましたよ。
幼児クラスはつきたてのおもちを笑顔で食べていましたよ。
自分たちでついたおもちは特別おいしかったようです。
おもちはのどに詰まりやすいことを伝えると、30回噛むことを意識して食べる姿がありました。
なのはな組、あじさい組、ひまわり組は自分たちの年の数、杵でおもちをつきました。
重たい杵を力いっぱい持ち上げてついていましたよ。
ひまわり組は、『かえるのつなひき』の絵本でごっこあそびを楽しんでいます。
絵本の舞台、沖縄県の名産である紫芋フレークを入れて紫色のおもちをつくりました。
「よいしょ こらしょ」「がんばれ~」とおもちをついている友だちを応援していましたよ。
つきあがったおもちは、絵本に出てくる月桃(ゲットウ)の葉で包んで食べました。
葉っぱに興味を持った子どもたちは匂いを嗅いでみる姿もありました。
こんなにおもちができあがりましたよ。
たくさん食べて、いい年を迎えようね。
